用途的には縮毛矯正時の熱処理を想定して
作られているので、かなり精密で頑丈。
ADST(アドスト)という
ストレートアイロンはamazonでも
購入することは可能ですが、
プロ仕様のストレートアイロンになります。
アドストアイロンは
現在で5種類販売されており
それぞれの製品スペックを表にしたものです。
ストレートアイロンを選ぶ基準といっても自分のヘアセットに使うのか、
お客様への縮毛矯正用の熱処理アイロンとして使うのかにより、選択基準は変わってくると思います♪
今回はプロではなく、
素人さんが自分のヘアセットの時の普段使い用のヘアアイロンだと仮定すると僕の選ぶ基準は
の3つのポイントに絞られると思います!
縮毛矯正用のアイロンとしての基準だとするとゆるゆるにも程があるくらいゆるゆるなのですが、
セルフ使いならこの3点さえクリアしてればそこまで期待外れな結果にはならないんじゃないかなーと思います!
この3つのポイントから普段使いのヘアアイロンとして『アドスト』を僕目線で評価をさせていだきますと、
完全にオーバースペックですっ!笑
『こんなに良いアイロンは普段使いのアイロンとしては必要ない』というのが僕の見解ですね。
■新世代温度プロセッサー搭載で精密温度制御が可能!
これまでのアナログ制御に対して、操作性向上と精密温度制御を行う新世代の温度プロセッサーを開発しました。
新技術を使う制御基板は独自のアルゴリズム(演算手法)を盛り込みセラミックヒーターの温度を960ナノ(10億分の1)秒単位で計測・制御。
さらに、使用状況や目的に合わせて最適な温度調整を行う「アダプティブヒートコントロール(AHC)適応型温度制御」を搭載。
「ノーマル」「パワー」「ダメージ」のモードからお好みの設定を自由に選択できる最新テクノロジー。
一台で3台分のアイロンワークを堪能できます。
引用:ハッコー社HP
プレートに設けた2本溝「スチームドレイン」により、施術時に生じる毛髪からの水蒸気の流れをコントロール。
お客様への水蒸気熱の軽減と熱効率向上により施術時間を短縮します。
引用:ハッコー社HP
この溝があることによって毛髪内部で水蒸気爆発することを抑えたり、髪への負担を減らしながら熱処理をしていくことができるのでとてもよくできた機構。
些細な違いにように思えるかもしれないけど、これの有無や精度でアイロンは全くの別物になります。
③特殊プレート加工
製品毎のプレート特性に適した最新コーティング技術を採用し、プレス時の負荷を最適化。
より高い操作性を実現しています。
また耐久性にも優れ、プロのサロンワークを支えます。
①バイコートS
アルミ皮膜にフッ素樹脂を複合した特殊表面処理加工。
アルマイトやテフロン加工に比べて耐摩耗性および耐熱性、潤滑性、非粘着性、耐食性、耐水性が大幅に向上したバイコートから、さらにフッ素含有率を高め滑り性能を向上させた新複合コーティング。
②バイコートS2
2種類のフッ素樹脂をブレンドし、表面の円滑化に成功。
独自のコーティング技術によって、プレス時の負荷を最適化。より高い密着感を実現したことでアイロン操作が容易になりました。
③バイコートSブラック
新開発のプレートコーティングシステム「バイコートSブラック」
フッ素含有率を高めさらに滑らかなすべりと耐久性が進化。
引用:ハッコー社HP
④高い操作性と耐久性
アドストは操作性を重視
グリップは特殊耐熱塗装によるハイクオリティーな質感と、軽く、小回りが効くだけでなく、高い耐久性。
製品ごとの特徴と使い分け
ADST DS1(縮毛矯正用アイロンとしてオススメ)
アドストディーエスワンは、アドストシリーズの中でも最も歴史のある製品。
僕も含め、縮毛矯正に長けた美容師さんはこれの後継機とされる『ADST DS2』よりもこのDS1を好んで使う方がとても多いです。(理由に関してはマニアックすぎるので省略します笑)
縮毛矯正用のアイロンとしてはシリーズ屈指の製品バランスとなっていて、くせ毛顧客率100%の僕にとってなくてはならない存在です。
縮毛矯正用のアイロンとして1本持っておくべき商品です!ADST DS2(素人遣いではこれがオススメ)
アドストディーエスツーは、DS1の後継機で、プレート加工に変わった特徴があります。
プレート下部はシリーズ通しての特徴であるスチームドレイン加工、プレート上部はプレッシャーサークルという加工が施されてあり、これはDS2にのみ採用されている加工で大きな特徴となります。
この加工によって毛髪のねじれを直しよりツヤ感の出やすい仕様となっています。
自分遣いのアイロンとしてはこのアイロンがオススメです。ADST R
アドストアールは、プレートの形状が丸みを帯びている設計でより自然な縮毛矯正をしやすい設計になっています。
ですが、使う場面が限られてしまうのと、縮毛矯正時に髪に丸みをつけていくことは技術でカバー可能なので余裕があればあっても良い商品かもしれないですね。
ちなみに僕は必要なしと判断してアドストシリーズで唯一所持していない商品となります。
自分遣いのアイロンとしてもこれは必要ないです!ADST SLIM
アドストスリムはシリーズ中最新のもので、プレート幅が狭いことが特徴となっています。
メンズやショートヘアの方に使用するにはとても使いやすいプレート幅で小回りがとてもよく効きます!
ただ、滑りの良さを重視する方にとっては、プレートのブラック加工によって従来のものより多少の滑りの悪さを感じてしまうかもしれません。
使用して加工が剥げていくとこの滑りの悪さも多少緩和するようです(笑)
ADST WIDE
アドストワイドはプレート幅の広いアイロンになるので、ロングヘアにアイロンを入れたい時は時短になる商品ですね。
ただワイドが結構ワイドなので、縮毛矯正時には良いバランスなのですが自分遣いのものとしては幅が広すぎると感じる方がほとんどかと思います。
前髪にアイロンを入れたり、毛先に少し丸みをつけたりすることも難儀するプレート幅なのでオススメはできません。
ロングのストレートヘアにしか使い道はないです。
ネックは値段の高さですが、、、
ADSTのネックは値段の高さにあります。
amazonで見ても2万円は確実に越えてくるので、ヘアアイロンとしてみると少しお高めですよね。
でも製品スペック的にはその値段でも安いと思ってしまうほどピカイチなクオリティですよ!
ただ、前述もしたようにこのアドストシリーズは基本的にプロ仕様のアイロンとして作られているがゆえの、精密な温度制御と耐久性を有しています。
他のオススメアイロンはこれ!
ヘアアイロンは単純なスペック重視ではなく、自分の用途や目的に合わせて選ぶことが大切ですよ。
ヘアアイロンの選ぶ基準である
- 操作性
- プレートの滑りやすさ
- 軽さ
をクリアしながら、『ヘアケア重視』『ちょい使い、コスパ重視』で2つのアイロンを厳選しました!
ヘアケア重視ならこれ。
- 普段からアイロンを使ってスタイリングする人
- なるべく髪を痛めたくない人
- 毛先ワンカールをストレートアイロンで作る人
にオススなヘアアイロン『ラディアント』
特殊加工シルクプレートを採用しており、下図のように220℃の状態でプレートに水を吹きかけても水が蒸発しません。
普通なら「ジュッ」と音を立てて蒸発しますが、これは『水蒸気爆発』という現象で毛髪上で怒るとかなりの負担となってしまいます。
濡れたままアイロンする人はいないとは思いますが、普段使いのアイロンとして最もダメージを軽減することができるヘアアイロンです。
前髪だけやメンズセットならこれ。
コスパ最強?
amazonで3000円弱で購入できてしまうサロニア。
確かに製品自体のスペックを比較すればアドストにもラディアントにもかないませんが、
なんと言ってもコスパの良さ。
製品の完成度はかなり高いので、
ヘアアイロンを持ってない方はとりあえずサロニアをまず買ってみたら?と思います!
まとめ
今回はハッコ―社製ADST(アドスト)をご紹介させていただきました!
ご覧いただいた通りアドストはめちゃくちゃ良いアイロンです。
- 操作性
- プレートの滑りやすさ
- 軽さ
アイロンそれぞれに良いところもあれば悪いところもある。
完璧な一本より使う場面や用途などでも最適のアイロンは変わってきます。
あなたの普段使いのアイロンはアドストであれば大事に使ってあげてください。