皆様 ご機嫌よう
スタートして今回が8回目です!
回数を分けて毛髪について
ここを見てくれている方と一緒に勉強していきます
毛髪についての知識が少しずつ増えるのは
間違いないでしょう
それでは
はじめていきましょう
第2章
毛髪診断編
〜くせ毛について〜
くせ毛は毛根の影響が大きいです
毛根が頭皮に対してまっすぐではなく曲がっていると髪は曲がったまま伸びて ねじれたくせ毛になります
日本人はこのタイプが多いです
もう一つ曲がって生えてきた髪はキューティクルの内側のコルテックスに 水を吸いやすいタンパク質と水をはじくタンパク質の2種類ができてしまいます
髪が水分を含むと水を吸いやすい部分は伸びるけれど 水をはじく部分は伸びにくいというように髪の中で伸び方の差ができてしまい 髪のうねりや縮みとなって現れます
また髪は毛穴の形にそって生えてきます
その髪の約90%は楕円で まん丸の髪は10%程度にすぎません。
毛髪はドライ時とウェット時でクセの状態が変わる場合があるのでドライ時とウェット時の両方でクセの状態を理解することが重要です
ドライの時に見えているクセがウェットにするとストレートになる場合は水素結合の影響が強いくせ毛だといえます
水素結合の影響が強いくせ毛の場合 多くのシスチン結合を切る必要がないため還元力の強い薬剤を使う必要がありません
一方シスチン結合の影響が強いくせ毛の場合は還元力の強いタイプの薬剤を適用するようにします
このように一言でくせ毛といっても毛髪診断時においてくせ毛の特徴をよく見極めてそれに適した薬剤を選択することが重要になります
人それぞれに持っているくせ毛の種類や特性クセの強い箇所も異なっています
また
これらの種類の異なったくせ毛が混在しているケースもあります
フェイスラインや生え際などは髪が細いため部分的にクセが強い箇所もあるので必ず数カ所で毛髪診断を行うようにすることです
波状毛=波状に大きなウェーブが出るくせ毛のことを波状毛といいます
波状毛は一般的に髪の柔らかい人に多く見られます
捻転毛=うねりがスパイラル状に現れるくせ毛のことを捻転毛といいます
捻転毛はフェイスラインや生え際などの髪の細い部分によく見られます
毛髪の断面が楕円や扁平になっているためねじれが起こり髪の太さが不均一に感じられます
縮毛=毛髪のゆがみによるランダムに縮れたくせ毛のことを縮毛といいます
縮毛はタンパク質の配列が不規則なため断毛しやすく特に細い縮毛は注意が必要です
髪の表面が凸凹しているため手触りもざらざらしています
は〜い
今回はここまで〜
〜くせ毛について〜を勉強しました!
はじめての単語多かったんじゃないかな!
入り口としてはいい勉強なったと思います!
次回は
髪質と施術時間の関係
と
髪のダメージレベル
について勉強していきま〜す