皆様 ご機嫌よう
スタートして今回が7回目です!
回数を分けて毛髪について
ここを見てくれている方と一緒に勉強していきます
毛髪についての知識が少しずつ増えるのは
間違いないでしょう
それでは
はじめていきましょう
第1章
毛髪科学について編
〜髪のダメージの原因〜
ヘアカラー・パーマなどの薬剤によるダメージをケミカルダメージといいます
アルカリ剤や還元剤などの成分により
キューティクルが剥がれ毛髪内部の間充物質などが流出してしてしまうのが主なダメージです
肌が紫外線を浴び続けると日焼けをして火傷のような状態になるように髪も火傷をしてしまいます紫外線は浴び続けることでキューティクルが損傷を受け剥がれやすくなります
また紫外線はメラニン色素も攻撃するので少しずつ髪の色が変わってしまいます
アイロンなどの熱により髪はタンパク変性を起こしてしまいます
キューティクルが熱により固められ
毛髪内部のタンパク質も固まってしまいます
例えるなら
生卵をフライパンで焼いて目玉焼きを作っているようなものです
シャンプーやブラッシングによるダメージは主に物理的なダメージです
過度なシャンプー・ブラッシングによりキューティクルが剥がれてしまいダメージにつながってしまいます
カットに関してはその断面理由があります
カット断面はキューティクルがなく毛髪内部がむき出しの状態です
そのため毛髪内部の間充物質などが流出しやすくなってしまいます
毛先がパサつくのはこのためです
〜髪のダメージのプロセス〜
毛髪のダメージは表面から
ダメージのケアは毛髪内部から
毛髪の損傷は外部環境からの刺激や施術などによる物理的化学的刺激によって毛髪の外側から内側へと及びます
一方ダメージを受けた毛髪のケア補修は毛髪内部を整えることから始めます
毛髪内部を整えない限りいくら表面を整えてもその効果は薄いものとなります
したがって次のようなイメージを持ってケアを行うことになります
〈ダメージの進行〉
①ケアがアルカリ性に傾く
②毛髪細胞膜複合体(CMC)の損傷
③キューティクルがダメージを受ける→剥がれる
④コルテックス内部の間充物質がダメージ→溶出→空洞化
⑤親油性(撥水性)→親水性の変化
〈ダメージケアの対策〉
①pHバランスを保つ(弱酸性に戻す)
②コルテックス内部の間充物質の補給(ケラチンPPT等)と定着→空洞をなくす
③毛髪細胞膜複合体(CMC)の補給と定着化→接着
④キューティクルの再生→擬似キューティクル化
⑤親水性→新結生(撥水性)に戻す
〈ホームケアアドバイス〉
①髪の状態に合わせたヘアケア剤の選択
ex:弱酸性シャンプーでヘアカラー・パーマの持ちをアップする
②スタイリングのアドバイス
ex:パーマスタイルのスタイリングは下から持ち上げるように
③お手入れのアドバイス
ex:過剰なコーミングはダメ
髪は乾かしてから寝る
トリートメントは毛先中心に
は〜い
今回はここまで〜
〜毛髪の4つの結合とパーマ技術との関係〜について勉強しました!
はじめての単語多かったんじゃないかな!
入り口としてはいい勉強なったと思います!
次回は
くせ毛について勉強していきま〜す