皆様 ご機嫌よう
前回からスタートして今回が4回目です!
回数を分けて毛髪について
ここを見てくれている方と一緒に勉強していきます
毛髪についての知識が少しずつ増えるのは
間違いないでしょう
それでは
はじめていきましょう
第1章
毛髪科学について編
〜続編〜
髪は何からできている?
髪は主にタンパク質でできていますが
このタンパク質を分解していくとアミノ酸と言う小さな単位になります
このアミノ酸が2から100個集まるとPPT (ポリペプチド)になります
また アミノ酸が100個以上集まるとタンパク質になります
人間の体をつくるアミノ酸はたった20種類ですがその組み合わせ方手のつなぎ方によって約100,000種類のタンパク質ができます
人間の身体を作るタンパク質は大きく分けると2つのタイプに分かれる
髪は爪や肌の角質層と同じで「ケラチンタンパク」と言う硬い種類のタンパク質でできています
その一方 肌や内臓は「コラーゲンタンパク」と言う柔らかい種類のタンパク質です
タンパク質の種類と性質
ケラチン/毛・爪・羽毛・肌の角質層に多い
繊維状タンパク
構造が緻密で個体の保護をする
シスチンを多量に含む(構成アミノ酸10分の1から5)グルタミン酸、セリン、プロリンも多い。
毛髪内部のケラチンも部位より構造が異なる
硬くてもろい性質
コラーゲン/皮膚・歯・血管・角膜に多い
繊維状タンパク
柔軟で各組織の形態の保護をする
人の場合 身体の全タンパクの3分の1を占める(これは最も多い)
構成アミノ酸の3分の1が
グリシン、ヒドロキシプロリン(コラーゲン特有)プロリンも多い
柔らかく保湿性が高い性質
シルク/絹由来、繊維状タンパク
中性アミノ酸(グリシン、アラニン、セリン)が多い 吸湿性が少なく緻密な皮膜を作る
サラサラ感が高い性質
小麦/小麦由来、繊維状タンパク
酸性アミノ酸(グルタミン酸、アスパラギン酸)が多い
保湿性が高く 毛髪、肌へのモイスチャーライジング効果が大きい
しなやかな肌性があり 艶・歯ざわり感が高い性質
は〜い
今回はここまで〜
はじめての単語多かったんじゃないかな!
入り口としてはいい勉強なったと思います!
次回は毛髪の結合とパーマ技術について
勉強していきま〜す