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2020.04.11

(ひとりごと…)

 

会社を大きくする弊害。

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会社は大きくしないほうがいいと思う。

右肩上がりを目指すと大半は崩れていくから。

これから経済が縮小していき、全体の売り上げが下がっていくようになると、右肩上がりの成長をずっと続けていける会社は絞られていきます。

もちろん生き残って儲かる会社は存在しますので、それを目指すのもアリですが、凡人はやめたほうがいいでしょう。

 

むしろ、右肩下りに少しずつ収束していき、その中で利益をどう出すかということを考えた方が、よっぽどうまくいく確率が高いです。

 

2つ目に会社を大きくしていくと、人の問題が顕在化するからです。

 

人が2人いる時、人同士の関係性は1本の線のみになりますが、3人になると関係性の線が3本、4人になると6本、5人になると10本……

といった具合に大きく増えていきます。

すると、人同士の歪みが生まれやすくなり、組織がうまくいかなくなって、仕事が回らないという事態になる可能性があります。

さらには、仕事を任されている人がやめるというリクスもあります。

 

また、

人が多くなると、

長時間労働による従業員の

過労、パワハラ、セクハラ、不正など、

挙げればきりがないほど問題が

考えられるようになります。

 

会社を大きくすると、

小さくしていくのが難しい。

 

ずっと維持するのは本当に大変だからです。

 

売り上げを増やして、

その仕事をこなすために従業員を雇うと、

場所や設備を用意しなくてはなりません。

だからといってまた売り上げを増やし、

従業員も増やしていくと、

また場所や設備の問題が出てきます。

 

このようにして移転や拡張、

支店の設置などを繰り返しながら

会社を大きくしていくと、

この流れを止めて前の状態に戻ることが

非常に難しい。

コロナ撃で、

売上が落ちた事により

先に従業員を減らそうとしても簡単に解雇はできませんし、拡張した設備を小さくしていくのも困難です。

 

突き抜けて会社を大きくし、上場して有名になり、ずっと拡大を続けていく経営者もごくたまに現れます。それを目指すのであればそれでいいと思います。

しかし、

凡人が中途半端に大きくすると、

経済や市場の縮小に合わせて

小さくしていくのは大変です。

 

会社が自然に大きくなっていくとか、

大きくしていくことが

理にかなっていたのは成長期の話です。

成長期はもう終わっています、心して会社を大きくしてはいけないと思います。

 

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